体力テストクラスビリの僕が全国3位チームのレギュラーになった戦略的努力法

自由に生きるための話
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スポーツの世界では、

「運動神経」という学術書には書かれていない神経によって、

力の差がはっきりと出てしまうのは、事実です。

 

悔しいのですが、事実なのです。

 

50mを6.5秒で走れる人より、5.7秒で走れる人の方が

基本的には活躍しやすいです。

 

でも、それは僕にとっては認めたくない事実でもありました。

 

僕自身、体育の授業で行う体力テストでは、

ゴリゴリのバスケ部にも関わらず、帰宅部より悪い成績をだしてビリになったこともありましたが、

高校2年生の冬からは、全国大会3位のチームの1軍として、

試合に出してもらえるようになりました。

 

こうやってお話すると、

 

「おいおい、その間にめちゃくちゃ筋トレして身体能力上がっただけじゃね?」

 

とか言われてしまいそうですが、

 

僕は、高校までの最高記録でも、

50mの最速タイムは7秒7(中2の平均が7秒4)でしたし、

シャトルランの最高記録は、77回(中1の平均が87回)でした。

 

中学生低学年レベルの身体能力しかなくても、

全国大会に出るチームのレギュラーになることは可能なのです。

 

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こんな僕にだって、できた。

だからあなただって、スポーツで活躍することは絶対に可能なのです。

 

 

とりあえずモテたかった

 

僕がバスケを始めた理由は、とりあえずモテたかった。

これが理由です。

 

顔は普通。勉強はそこそこ苦手。

こんな僕がモテるためにはどうしたらいいんだろう。

 

こんなことを小学生の頃から考えていた僕ですが、

気づいたことがあるのです。

 

それは、

 

「クラスでモテるやつの大半がスポーツができる」

 

ということでした。

 

バカな小学生が懸命に知恵を絞った結果、

「スポーツを始めればモテる」という結論に至りました。

 

僕の地元は、静岡県。

 

とにかくサッカーの盛んな町でした。

 

小学生の当時から運動神経が良くなかった僕は、

「みんなと一緒にサッカーをやっても、下手に見えてしまうからモテない」

という鼻くそみたいな理由で、近くのミニバスケットボールクラブに

参加するようになります。

 

みんなと同じことができない苦しみ

 

ミニバスに入ったのはいいものの、

ここからしんどすぎる時期が始まります。

 

運動のできるやつらがみんなサッカーしているとは言っても、

一緒にバスケをやるやつらも、みんな僕より運動ができました。

 

走ってもチームでいちばん遅いし、

ジャンプもできなければ、体力面でもチームでビリでした。

 

もちろん、ボールの扱い方も下手で、

チームメイトからの強めのパスは基本的にファンブルしてしまっていました。

 

しかし、唯一の救いだったのは、

身長が大きかったこと。

 

成長期が早かった僕は、小学校を卒業する際には、170cmを超えていました。

下手だったので試合では活躍できませんでしたが、

でかいという理由だけで試合には出させてもらっていました。

 

僕の身体の成長は続き、中学校でもチームで1番大きく、

「でかいだけ」のプレーをして、試合には出してもらっていました。

 

そして、何を勘違いしたのか、

県大会も地区予選を突破したこともないのに、

バスケが好きだからという理由で地元の超強豪の高校に入学します。

 

憧れという本当の地獄

 

ただただ中学の地区大会のレベルででかいだけだった僕は、

地元の全国大会常連校に入学しました。

 

当時の僕の身長は184cm

 

高校一年生でこの身長は基本的に大きい方だとは思いますが、

僕の入学した強豪校ではチームの中で上から10番目くらい。

 

でかいだけでプレーしていた雑魚が、

でかくなくなった瞬間でした。

 

上手くもなく、でかくもなく、動けない。

 

なんの取り柄もない雑魚プレーヤーに成り下がった僕は、

身体能力的に、練習にもついていけない日々を送りました。

 

それでも、チームの先輩(現在のBリーガー)は本当にかっこよく、

僕の憧れでもありました。

 

全体練習が終わった後に、

先輩達のプレーを真似ようと思っても、

どうしてもジャンプの滞空時間が足りなかったり、

柔軟性が足りなかったり・・・

 

明らかに身体能力の壁を感じました。

 

あ、これは僕には無理なのかも。

そうやって悟った瞬間でもありました。

 

まずは普通になる

 

それまでの僕は、でかいだけでプレーしてきたので、

基本のプレーもしっかりできていませんでした。

 

パス、ドリブル、シュート。

 

それら全ての技術を、「普通」のレベルへ持って行きました。

 

全国レベルの普通ではありません。

一般的な普通です。

 

でも、もちろん普通な選手なんて全国大会常連校では、

試合にすら出場できません。

 

もちろん、身体能力はなかなかあげることができませんでした。

 

戦術を理解する

 

プロでも、学生スポーツでもそうですが、

コーチ・監督が目指す方向性によって、

チームの色は圧倒的に変わります。

 

もっと言ってしまえば、

強くなればなるほど、コーチ・監督が求めているタイプの選手が多く、

チームには集まるようになってきます

 

特に学生スポーツは長く監督が変わらない傾向があるので、

野球でもサッカーでもバスケットでも、

学校によって、在籍する選手の特徴はある程度わかります。

 

そんな中で、僕が入学したチームは圧倒的な攻撃チームでした。

 

僕が入学する直前ですが、全国大会の最多得点記録をマークし、

これは未だに破られていません。

 

チームはどんな方向性を目指しているのか、

これを理解しなければ、身体能力も技術のレベルも低い選手は、

試合に出ることはまず不可能と考えていいでしょう。

 

 

あえて戦術の方向性に沿わない

 

チームの戦術を理解することはとても大切なことです。

 

しかし、

僕はあえて、その戦術の方向性に合わせるようなことはしませんでした。

 

何故ならば、先述したように、

「コーチ・監督が求めているタイプの選手が多く、

チームには集まるようになってくる」からです。

 

どういうことかというと、

チームの中は同じような特徴の選手が多く集まっています。

 

ディフェンスを強化しようとするチームは、ディフェンスの強い選手が。

僕の高校のようにオフェンスのチームには、圧倒的なスコアラーなどが。

 

しかも、僕のいた高校は全国大会常連校。

全国でも有数のスコアラーが在籍していました。

 

ということは、

戦術に合わせた努力をするとなると、

こんな化け物達と真っ向勝負をしなければならないということになるのです。

 

 

これは、圧倒的に分が悪い勝負になります。

 

できれば避けたい。

 

だから避けるのです。

 

戦術にはないところで努力をする

 

点取り合戦が得意なチームでしたので、

みんなシュート練習やドリブル・パスなど、

オフェンスの練習は好き好んでやっていました。

 

しかし、ディフェンスの練習をする人がいないのです。

 

何故かと言えば、

戦術に合わないからです。

 

だからこそ、僕はそこの練習に励みました。

 

理由は、タイプの違うプレーヤーになるためです。

 

タイプの同じプレーしかできないのであれば、

スタメンやレギュラー選手の単なる劣化コピーでしかありません。

 

ということは、一生試合に出られない可能性もあるのです。

 

それこそ全く意味のないことだと僕は思っています。

 

監督とチームが求めている選手のギャップを感じる

 

監督が目指すチームの形に合った選手が集まるというのは、

先ほど書いた通りです。

 

これは、バスケに限らず、学生スポーツであればあるあるです。

 

ただ、それと同時に、

監督が求めている選手と、チームが求めている選手にギャップがあることが多いのも事実です。

 

どういうことかと言えば、

監督が求めている選手像だけを揃えてしまうと、

そのタイプと対峙するのが得意なチームが現れた場合、

全く太刀打ちができなくなってしまいます。

 

それでも、チームは勝利を目指さなければなりません。

 

そんな時に必要なのがチームに必要な選手です。

 

僕が試合に出れるようになったのは、

「チームに必要な選手」を意識したからです。

 

僕が、監督の言うことだけを聞いて、

一生懸命シュート練習だけをしていたら、

試合に出るどころか、ベンチに座ることすら難しかったと思います。

 

チームメイトは、全国でも有数の点取り屋なわけですから。

 

でも、みんなそちら側の努力しかしないので、

努力の方向性を少し変えるだけで、チームでも特有の存在になれるのです。

 

スーパースターは渡しても、スーパーサブは渡さない

どんなスポーツでも、チームの華は、

確かに素晴らしい身体能力を持った、攻撃的な選手です。

 

でも、どんなスポーツでも、

勝利はスーパースター1人がもたらすことはできません。

 

そして何より、

どんな超高校級のプレーヤーでも不調な時や

苦手な相手が存在します。

 

そんな時でもチームは勝利を目指して戦います。

 

しかし、同じタイプのプレーヤーしかチームに存在しなければ、

100%そこで勝利を逃してしまうのです。

 

スーパースターにはなれなくても、

僕らは流れを変えるスーパーサブにはなれます。

それが、世間的にはレベルの低いところでも、

チームの中でトップのレベルであればいいのです。

 

上手い下手ではなく、

早い・強いでもなく、

勝利に貢献する選手であること。

 

これが、身体能力がなくても勝ち残っていける秘訣です。

 

僕の場合は、

圧倒的攻撃チームの中で、

ディフェンスとリバウンドを磨きました。

 

得点にはほとんど絡んでいません。

 

チームが150点とっても、僕の得点はせいぜい4点とかです。

 

しかし、相手からオフェンスファールを取ることはできていましたし、

それによって相手のエース格の選手をベンチに退けて、

勝利に大きく貢献することもしばしばありました。

 

結局必要なのは

身体能力がなくても試合に出れるようになるために必要なことは、

 

・チームの戦術を理解すること

・監督とチームが求める選手は違うことを理解すること

・監督ではなく、チームにとって必要な選手になること

・チームの大半と同じタイプの選手にならないこと

 

です。

 

最後に

 

ここまで書いてきたことは、全て事実です。

嘘っぽく見えるとも思いますし、

結局お前デカかったじゃんとか言われるかもしれませんが、

これを読んでどう思うかはあなたにお任せします。

 

ただ、日本の学生スポーツは、

自分がどんな選手になったら効果的なのかという戦術・戦略の部分は

なかなか教えてはくれません。

 

だからこそ逆に、少しでも戦術・戦略を持って努力すると、

あっという間に、強いチームでも試合に出れてしまったりします。

 

どれだけ力のある選手でも、

試合に出れなければ、上のカテゴリのスカウトの目に止まることもなければ、

頑張った努力が記録に残ることもありません。

 

脳みそまで筋肉のような、

身体能力抜群の化け物達を相手に、

頭を使ったクレバーな選手達が勝っていく姿を僕は期待しています。

 

日本人は世界的に見ても身体能力が低いからこそ、

戦略・戦術はとても大切になります。

 

 

この記事が何かあなたの助けになればと思います。

 

 

では。

 

 

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