さて、この前に書かれた記事の内容は実践いただけましたでしょうか。
HSPである以上、何かしらに敏感になってしまうという特性があります。
その特性が原因で私たちHSPは生きづらさを感じるわけですが、
何に対して「不快」だと思うのかは実は人それぞれです。
そのため、まずは自分の「不快」になるタイミングを知るために、
不快になった時のことをメモしてほしいのです。
※詳細は下記の記事で
これが大体できてからの続きのお話が今回の記事になります。
嫌なことからはとりあえず逃げてみる
どんな時に「不快」と感じるかについては、
すでに大体わかってきたと思うのですが、
この「不快」を避ける簡単な方法があります。
それは、
”「不快」が起こりそうなことには近づかない”
です。
超絶シンプルで当たり前なのですが、
何に対して自分が不快になるかが分かればそれに近づかなければいいだけの話です。
他人からの視線がきついなら、
人混みを避けたり、皆と同じタイムスケジュールで動かなければかなり負担は軽減します。
周りからの特定の雑音が気になるなら、
その音が鳴っているところには近づかないであったり、
カナル型やノイズキャンセリング機能のついたイヤフォンやヘッドフォンをつけてみるというのも手です。
↓こういうやつ↓
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン MDR-EX31BN : カナル型 Bluetooth対応 ブラック MDR-EX31BN B |
![]() |
↓ワヲンが使っているやつ↓
Audiofly オーディオフライ / AF33 Kingswood Blue In-Ear Headphones イヤホン |
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耳栓でもいいのですが、好きな音を流しておけば、
必然的にそちらに意識も行くので、イヤフォンやヘッドフォンがおすすめです。
こうやって避けてみれば、とりあえず嫌なことからは少し遠ざかります。
完璧な逃亡は正直難しい
上記に書いたような対処法で防げるものは数多くありますが、
正直なところ、生活スタイルそのものを変えなければ難しいものもあります。
例えば、あなたが会社員営業マンだとします。
そうした場合、知らない人話すのは正直しんどいから喋らず営業をする!!
って言ったとしても、多分成り立ちません。
そうした場合には、例えば職種を変えてもらうということはできますよね。
知らない人との話は0にはならないとしても、
完全なデスクワークになれば、10分の1くらいには減らすことができます。
※私の場合は、知らない人と話す量が増えるときつかったので、知っている人たちと、もしくは知らない人と話す量が少ないWebマーケティングの仕事に変えてもらいました。
逆に、周りにずっと人がいて気を遣うのがしんどいということであれば、
思い切って営業マンになって外に出てはカフェなんかで休憩しながら働く方が
楽な場合もあるかもしれません。
なんで、こんなことができるのかといえば、
あなたが自分の「不快感」の原因を知ることができているからです。
これが分からなければ、ただただとりあえず生きづらいだけということになります。
ポイントは「遮断」と「準備」
HSPはなんで辛いのかということを簡単に説明すると、
「敏感すぎる」からです。
いわゆる「一般的な人」よりも多くのものを少ない情報から受け取る能力が高いので、
みんなが気にならないことでも、とても気になってしまうんですよね。
多くのものを受け取りすぎるから、きついのです。
だとしたらポイントは「受け取る量を少なく」すること。

また、電話みたいなものが「突然」かかってくるのがきついのであれば、
「電話をする前には一度メッセージでご確認ください」と得意先や会社の人たちに言っておくこと。
そうすると、「突然」ではなく「準備のできた状態」で望むことができます。
もっと言えば、
自分の好きなものや状態以外に不快感を覚える場合には、
とりあえず常に同じ情報が受け取れるように変化が少なくなるようにします。
私の場合には、バスタオルの吸水性がいまいちの時の感触が気持ち悪くてしょうがないので、
バスタオルを新調するときは、5回は水につけて乾かしてを繰り返しています。
最後に
HSPは人口の20%つまり、5人に1人はいると言われています。
しかし、一人一人何に反応するのかは違います。
そして反応の度合いも。
だからこそ、自分で自分のことを知って、
自分が快適な生活ができるように気を付けてみましょう。
100%改善はできなくても、自殺したくなるようなしんどさからは、
必ず解放されます。
まずは、自分を知ること。そして嫌いなものを遮断していくこと。
是非、実践してみてください。