日本人は「仕事を変える」ことが悪いことだと認識しがちです。
一つのことをやり遂げるという美徳があるからです。
“我慢をするからこそ、いいことが待っている”
口をそろえて皆がそういいますが、
本当にそうなのでしょうか。
日本でも転職は当たり前になってきましたが、
我慢なんてしなくたって、今後は働き手が減っていくんだから、
どんどん自分のやりやすい方向に行ったっていいはずです。
何よりも、不快感に苛まれながら、踏ん張って生きるよりも、
やりたいこと、やりやすいこと、環境で過ごす方が何倍も良い人生だと思いませんか?
まずは、しんどさの根源を知る
仕事をしていると、楽しいこと・充実していることだけではなく、
嫌なことがたくさん起こるのも事実です。
しかし、その嫌なことが許容範囲を超えてしまうと、
うつ病になったり、自殺したりしてしまうこともあります。
私たちHSPは、人一倍外部の出来事に敏感に反応してしまうため、
ときに、周囲よりも大きく傷ついてしまうことがあります。
そして、それを上手く周囲に伝えられない・・・
そんなことから、死を選んでしまう人がいるのも事実だと思います。
傷つきやすいけど、周りが傷ついていないから相談もできない。
これが、HSPの生きづらさの正体な気がします。
でも、そんなことを言っていても正直な話、辛さからは解放されません。
辛さを和らげるにはまず、「何が辛いのか」を自分で明確に把握すること。
上の記事でも書きましたが、
「嫌だ!!」「不快だ!!」と思ったことがあったら、
取り合えず記録してみる。
すると、そのうち自分が「何にしんどさを感じているのか」が明確に見えてきます。
仕事に限って言えば、
- 上司に喋りかけられるのが嫌だ
- 他人の出す物音が嫌だ
- 毎日違う人に会いすぎてしんどい
- 電話で喋ると神経をすり減らす
などあるでしょう。
まずは、自分の思う通りに「しんどさ」を記録してみましょう。
「ヒト」か「コト」か
自分の仕事上の不快感を記録すると、たいていの場合
「人と接する関係」のことがしんどいのか、
「○○なことをする」ことがしんどいのかが見えてきます。
「人と接するのがしんどい」
- 会議中に他人の顔色、口の動きなどで怒らせていないかが気になってしんどくなる
- テキストベースであれば自分のペースで情報が処理できるのに、直接喋られると刺激が強すぎる
- 突然しゃべりかけられた時のびっくり度合いがすごい
- 電話で顔が見えないと、イライラさせていないか心配してしまう
こんなところでしょうか。
「ヒト」で悩んでいる場合、人と全く接さずに仕事ができないかというと、
そうではありません。
それこそ、ネットが発達しているので、
クラウドソーシング(ネットで仕事をもらって仕事をする形)であれば、
情報を極端に遮断することができます。
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クラウドワークスのように大きなサイトに登録すれば、
仕事が全くないということはなくなります。
そして、特別な能力がなかったとしても、右から左に情報を移し変えるだけという仕事もあるので、
ハードルが低くお金を稼げるようになります。
基本的にはテキストベースでのお仕事になるので、
人との直接のやり取りは極端に減ります。
「○○をすることがしんどい」
- パソコンの光がきつい
- 匂いを嗅ぐのがしんどい
- 満員電車に乗るのが嫌だ
こんなのがあるかもしれません。
こういった場合には、それをやらなくて良い職業に変更が必要だと思います。
「人」が原因の場合は、場所さえ変えれば大丈夫だったかもしれませんが、
「コト」が原因の場合は、職業そのものを変える必要もあるかもしれません。
パソコンなどの人工の光が苦手の場合は、
大工や引っ越し屋さん、保育士さんなどなるべく電子機器に触れない仕事に
チェンジするのも一つです。
※ちなみに、これを書いているワヲンは、
人と接することが苦手すぎて、Webマーケターになっています。
まとめ
HSPが感じる「きつさ」は、あなたのせいではありません。
あなたの特性上、外部の要因を受けやすいので、それを避けて生活することが必要なのです。
要するに、「外部」のせいなんです。
だからこそ、自分がきついと思ったら、
きつい原因を見出して、外部のせいにして、
すぐにきつくない生活をしてみましょう。
大丈夫。あなたが生きづらいのはあなたのせいではありません。
あなたのせいでもないのです。
まずはあなたが幸せな人生を送ってみましょう。