HSP(Highly Sensitive Person)は、
周囲の刺激に対してHSP以外の人よりも、大きな反応を示します。
その反応の大きさによって、生きづらさを感じたり、
他人とは違う部分に注目して、一般では考えられない表現をしたりします。

では、HSPの生きづらさを軽減するにはどうしたらいいのか。
ワヲンなりの方法例をご紹介したいと思います。
1.自然の刺激に触れに行く
HSPがよく嫌う刺激というのが、
- 機械の光
- 衣類のチクチク感
- 他人とコミュニケーション
等々の人とのコミュニケーションや、人工物から受け取る不快感であることが多いです。
ということは、
そういったものから自分を遮断する時間を作るというのは、
非常に効果的なのです。
上の記事でも記載してますが、
嫌いな刺激から自分を遠ざけるというのは非常に効果的です。
人工物や人間と接することで感じる不快感は、
それと距離を置くことで改善されると思います。
例えば、
- 山登りに行く
- ダイビングに行く
- キャンプに行く
みたいなものは、手軽にもできますし、その気になれば一人でもできます。
多くの人が休みを取るGWなどは、結局人との触れ合いが多くなってしまうので、
できれば全く関係のないところで休みを見つけて、実施してみてはいかがでしょうか。
人間や人工物から受ける刺激とは全く違う刺激を受け取ることができるので、
もしかしたら、超絶気持ちの良い体験ができるかもしれません。
2.住む場所を変えてみる
自然に触れる程簡単にできることではありませんが、
住む場所を変えてみるというのは一つの選択肢です。
というのも、HSPが不快感を覚えるのって、
「複数の刺激が入り混じっているからそれが不快に思う」ということが、
結構あるので、それだけを変えても根本的に解決しなかったりします。
そんなときには、住む場所を変えてみるのをお勧めします。
人間が、多くの時間を過ごす場所が「家」です。
自分では快適な場所だと思っていても、
思い込んでいるだけで、何か思わぬ刺激をずっと受け続けているのかもしれません。
そして、引っ越しをするとなれば大抵多くの「物」を捨てることになります。
すると、家という場所が変わることによる刺激の変化と、
持っているものが変わるという刺激の変化があります。
もちろん、それによって不快感が増す可能性もあるのですが、
受け取る刺激が変わることによって、それまでの心境とは何かが変わることは間違いありません。
3.付き合う人を変える
HSPに限らず、うつ病になってしまったり、
精神的にしんどくなってしまう人に多いのが、
「断れない」「責任感が強い」「常識人」
という特徴です。
- ママ友にお茶会に誘われて、しんどいけど断れない。
- 会議のときに「お前がやれ」的なメッセージを感じて、手を上げてしまう。
- 仕事はしんどくても3年は続けなければならない。
みたいなこと、あなたも感じたこと、
してしまったことあるのではないでしょうか。
こういう人は、責任感とか常識的なものに縛られて、
自分の「感情」でものを考えられなくなってしまいます。
すると次第に周りと自分の感情のギャップが目に見えてきて、
その差が「しんどい」と感じるようになってしまいます。
ですので、そんなときには思い切って、
関わる人・付き合う人を変えてみるのがいいと思います。
例えば、
仕事を変えれば飲みの誘いもなくなるかもしれませんし、
友達として関わる人を変えれば、「常識」が違うので新しい発見があると思います。
もちろん、大人になってからそういった「出会い」を増やすのは難しいかもしれませんが、
今はインターネットというものがあり、多くの人がスマホを持っています。
SNSでの交流は怖いかもしれませんが、
身体的な体力の消耗なく、新しい出会いを作ってくれます。
そんな形で、今ある人間関係を一回リセットしてみると、
人から受け取る情報が変わるので、もしかしたら楽になるでしょう。
※ワヲンはSNSや本で、考え方を変えることができることに気が付いて、今があります。
まとめ
今回のお話をまとめると、
HSPのあなたがしんどさを感じたら、
「受け取る情報」を変えるということを意識してみてください。
具体的には、
- 自然に触れてみる
- 住む場所を変えてみる
- 付き合う人を変えてみる
この3つがおすすめです。
もちろん、HSPの症状は人それぞれなので、これでは解決しない場合もありますが、
まずは一回試してみてはいかがでしょうか。