HSPの私が身をもって体験した失敗したこと
HSPは人口の約20%いると言われていますが、
逆を返せば8割の人がHSPのことを理解することができません。
そのため、HSPという性質を理解してもらえず、
HSP以外との違いに苦しみ、ここまで何とか生きてきた方もいらっしゃるかと思います。
もしかしたら、あなたもそうかもしません。
実際、これを書いているワヲンもその一人です。
ただ、できるだけ僕と同じようなことで苦しむ人は少ない方がいいと考えていますので、
僕がここまで体験してきた中で、HSPとしてもがいた結果、失敗だったことをご紹介したいと思います。
目次
目次
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HSP以外の人と同じように過ごそうとした
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HSPを克服しようとする
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HSPであることを隠すとする
1.HSP以外の人と同じように過ごそうとした
もしあなたがHSPであればわかってもらえるかもしれませんが、
HSP以外の人の生活リズムって、結構あこがれだったりしませんか?
例えば、
夏休みのとある1日の朝に、友達と海に行くために車に乗って、
日差しが出ている間は海を満喫して、そのまま夕方はカラオケで熱唱し、
夜はお酒を飲みながら焼肉を食べる。
こんな休日って、HSPだと疲れすぎて難しいと思うんです。
ただ、HSP以外の人たちは疲れたと言いながらもできてしまう。
こんなところに惹かれてしまったりすることも少なくないと思います。
「僕だけ人生を楽しめていない」
そんな風に思うかもしれません。
僕も一時期そうやって思って、HSP以外の人たちと、
常に行動を共にしていました。
酒を飲み、笑いながら語らい、
大音量の音をかけながらリズムを刻む・・・
ダメでした。
全く馴染めないし、なによりも1週間で体調を崩しました。

HSPの僕から見たら、HSP以外の人が羨ましいと思うことは、
今でも多くあります。
しかし、性質が全く違うので、近づこうとしても結局無理をして、
身体を壊すことにつながってしまいます。
まず、”あなたはあなたでいい”ということを肝に銘じましょう。
2.HSPを克服しようとする
HSPであることは、基本的に先天的なため、
後から変えることは難しいと考えるべきです。
しかし、過去の僕は、
『HSPであること = 良くないこと』
と捉えていたため、どうにか状況を変えられないかと考えました。
1にも書いたように、HSPではないリズムを体験してみたり、
わざと自分の”不快”に挑戦し続けました。
しかし、結果は散々なものです。
もちろん、やる前よりは大丈夫になった部分もありましたが、
それ以上に圧倒的な疲労感が身体を蝕みました。
HSPを克服しようとしても、基本的には無駄であることも知っておくべきです。
3.HSPであることを隠そうとする。
HSPはざっくり言えば少数派でありますが、
日本が少数派がなかなか意見しづらい文化ということもあって、
HSPであることを公開することにためらいを持つ人も少なくありません。
そうなると、人前では常に気丈に振る舞い、
HSPであることを頑なに公表しない人がいます。
なんといっても私は、職場や友人の前では、
無理やりテンションを上げたり、イヤなことも嫌だと言わずに、過ごしてきました。
しかし、それは自分がただただ我慢しているだけだということに気が付き、
「逆に周りにも○○が辛い」ということが分かってもらえればいいのでは?と考え、
HSPであることを周囲に伝えました。
※HSPということではなく、こういうことが苦手という伝え方です。
こうすることによって、自分が不快に思っている誘いなどが
ほぼ来なくなります。
公表したりすることで、いじめを受けたり、
周りからの評価が下がってしまうのではないかと心配になるところですが、
得意なことに時間を投下できる分、成果はとてつもなく上がりますし、
自分の素をさらけ出していじめてくる相手とは付き合わなくても問題ありません。
最後に
どうだったでしょうか。
僕の実体験なので、あなたと全く同じようなこととはいきませんが、
HSPとしてやらない方がいいことをご紹介しました。
あなたも生きづらさを抱えて非常に辛い時期かと思いますが、
情報を集めて、より楽なところを行えるようにすれば、
生きづらさも軽減されるのでは?
と思います。
HSPへのおすすめ本