HSPのマルチタスクの実践・管理法とは?

HSP

僕はよくTwitterでHSPの方に向けて発信をしているのですが、
仕事に関することが結構多く、その中でもタスク処理についてのご質問が非常に多いです。

中でもHSPの人では、マルチタスクが苦手な人が非常に多いようです。

※HSPってなに?という場合はこちらの記事を読んでみてください。

あなたが生きづらいのはHSPだからかもしれない。

実は、このマルチタスクという言葉自体、僕自身はおかしいと思っているのですが、
今回はその言葉の定義も含め、少し解説してみたいと思います。



そもそもHSPはマルチタスクが苦手?

「HSP = マルチタスクが苦手」 というイメージがあるかもしれませんが、
HSPだからという理由でマルチタスクが苦手ということはありません。

マルチタスクというのは、複数の作業を同時平行で行えることではなく、
一つの作業を集中して行い、次々とタスクをこなしていける能力のことを言います。

例えば、PCで作業するときに、ノートPCに画面を一つ繫いで、2画面で作業をしている人がいますよね(僕もです)。

タスク処理スピードが速い人は、2画面で別々の作業をしているイメージがあるかもしれませんが、
実は1つのタスク(やらなければならないこと)に対して2画面を使い、
ページの切り替えなどが少なく済むように工夫していることがほとんどです。

もちろん、別々の作業をすることこそがマルチタスク能力だ!というご意見もあると思いますが、
それって、聖徳太子が複数人の話を同時に聞いたという伝説と同じくらい、結構不可能に近いことだと思うので、
それを求めている方はこの記事を閉じた方が良いかと思います。

じゃあ、なぜHSPの人でマルチタスクを苦手としてしまう人が多いのかというと、
一つの物事に集中できなくなる可能性が普通の人よりも高いからです。

同僚や上司・スマホや天候・音や匂いなど様々な刺激がHSPに降りかかってきてしまうので、
マルチタスクに必要な、集中力が下がってしまうのです。

考えることを減らすこと

ただ、他人や自分の外部のことをコントロ―ルするのは難しいです。

どれだけ話しかけないでほしいと思っていても話しかけられてしまいますし、
どれだけどれだけ天候をコントロールしようとしても、必ず雨は降ったりします。

ということは、そこをコントロールしようとすることは、賢明ではないのです。

そこで、マルチタスク処理を行うところで必要なことがあります。それは、「考えることを減らすこと」です。

人間、活動をする疲労感と、考えること(特に迷うこと)による精神的な疲労感があります。
そして、日常生活を送るうえで多く存在するのが、選択をすることに対しての迷いです。
この迷いによって疲れが溜まってしまって、集中できなかったり、仕事が進まなかったりすることが多いです。

例えば、AとBとCという仕事があって、C⇒B⇒Aの順番で期限が迫っていても、
自分としてはA⇒B⇒Cという順番で作業が好きだし、そもそもCの期限もまだ先だから、
AかBを先にやってもいいなーと考えるようなことがあなたにもあるかもしれません。

もう少し具体的な例で行けば、仕事に行く際に、今日はどの服を着ていこうかなと悩むことも多いと思います。

その悩んでいる時間がパワーを使ってしまいますし、時間も無くしてしまいます。
もちろん、その間にいろんな通知が着たりTVを見てしまったりあるかもしれませんが、
そこを考えずに決めてしまうことによって、いざ支度をする時も非常にスムーズですよね。

スティーブジョブズやマークザッカーバーグなどの経営者が悩むことがめんどうだからといつも同じ服をいつも来ているのは有名です。

これも悩むことにパワーを使うのを避けて、もっと重要なことに力を使いたいという表れなのだと思います。

もう一度お伝えしますが、集中をするためには、できるだけ他のことに悩まないようにすることが大切なのです。



タスク管理はどうすればいい?

では、悩まない・考えないようにするために、タスク管理をするにはどうしたらいいでしょうか。
答えは「タスクを細分化する」です。

もちろん、タスクはtodoリストにまとめていくのですが、
その前に、タスクを細分化してtodoという部分まで落とし込むことが必要なのです。

細分化といっても、難しいことではありません。大きな目的となるタスクがあって、
それに対してざっくりとした分野的に分解を試みて、それに応じたタスクを見つけます。

例えば、ブログの記事を書くとしたら、「ブログの記事を書き上げて公開する」という大きな大タスクが出来上がります。

それに対して、中タスクとして、「記事の構成を考える」「下調べをする」「実際に書く」というタスクが存在します。

そして、その中タスクの中に、「googleで検索をする」「本を読む」「SEOに強い構成の型にはめる」などを実施する必要があります。

そのタスクを整理するとこのようになります。

 

【大タスク】ブログの記事を書き上げて公開する

【中タスク】下調べをする

【小タスク】googleで関連キーワードを調べる
          読む人たちの悩みなどを考える(アンケートを取る)
          解決策となるものを提示する
          本を読む

【中タスク】記事の構成を考える

【小タスク】話の流れを考える
          ざっくりと箇条書きする
          不必要なものは削る

【中タスク】実際に書く

 【小タスク】下書きシートに書き込んでいく
          フリー素材画像を見つけてくる
          記事内リンクや文字装飾などを行う

 

todoリストにまとめる際には、この「小タスク」もしくは「小さな中タスク」を書くようにします。

参考記事

こうやってタスクを細分化して、優先度を決めてしまえば、
迷うことはありませんし、目の前のタスクに集中するだけで、物事が終わっていきます。

マルチタスクの処理スピードをアップさせるには?

どれだけ、タスクを綺麗に管理して、外部からの刺激をシャットダウンできたとしても、
仕事や作業をするうえで非常に強い難敵がいます。それは「飽き」です。

どんな人でも、一つのことを10時間もやっていたらある程度飽きてしまうと思います。
そして、それが特にやりたいわけではない、上司から振られた作業であるのであれば、なおさらです。

そんなときには、細かい休憩が必要です。

HSPは分解を身に着けるべき

また、作業効率を上げるためには、わざと別の仕事をしてみるのもアリです。(期限に間に合うのであればですが)
1時間ほど別の作業を入れることによって、頭の中がリセットされたりします。
味変えのような感じで考えていただければわかりやすいかもしれません。

いわゆる文字をたくさん記入する作業であれば、
一旦ストップして、物を運ぶような作業を入れてみるのもありということです。

期限をちゃんと意識して、作業順の優先度がコントロールできるのであれば、
こういった味変えによって、作業スピードを維持するのはとても大切なことになります。

まとめ

正直、タスクをたくさんこなすのもマルチタスクをこなすのも、
HSPではなくても難しいことです。

そして、HSPがマルチタスクが他人以上に難しいのは、HSPだからということではなくて、
HSPは外部刺激等によって集中しづらい環境であるからと言えます。

ということは、HSPはより自分の生活環境や仕事環境に気を遣わなければなりません。

もし、もっと生産性を上げたくなったら、この記事を参考にしてみてください。
そうでない場合は、正直疲れてしまうので、いまのままの方が良いかもしれません。

あなたの生き方に照らし合わせて参考にしていただければと思います。